2008年08月04日

杉浦日向子と筒井康隆とロバート・B・パーカー

昔、15〜18年ぐらい前。よく小説を読んでました。
しかし、だんだんと読まなくなり、買わなくなり、最近は
もう年に1冊読むかどうかという感じになってます。

そんな私ですが、先日、突然、思い立ちいっぺんに3冊も
買ってしまいました。しかもAmazonではなく地元の本屋さんで。

1冊目は
杉浦日向子の「4時のおやつ」

4時のオヤツ (新潮文庫)
杉浦 日向子
4101149194

私は彼女の江戸の話が大好きなのですが、この本は江戸の話ではなく、
漫画でもなく、短編小説集です。

都内や各所の有名なおやつをキーに二人の登場人物が会話を進めて
いくという内容ですが、基本的にこれといった山もなく、ただ坦々と会話が
続いていくだけです。

ただ、やはり漫画家。会話のリズム、テンポがよく、読み進めていくうちに
絵が自然と浮かんできて、最終的にはそこに出てくるおやつがとてつもなく
食べてみたくなります。

2冊目は
筒井康隆の「ウィークエンド・シャッフル」

ウィークエンド シャッフル (講談社文庫)
筒井 康隆
4062755130

彼の短編集は遥か昔に買った「笑うな」以来ですが、
それに比べるとユーモアよりも静かな寂しさを感じる短編が
多く収録されています。(といいつつもまだ半分しか読んで
ないですが)

中でも「佇む人」と「如菩薩団」の圧倒的な静けさと寂しさ、
そしてその中の狂気にちょっとびっくりです。

さして最後、3冊目は
ロバート・B・パーカーの「ポットショットの銃弾」

ポットショットの銃弾 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
Robert B. Parker 菊池 光
4150756899

私はかれこれ20年ぐらい前からこのスペンサーシリーズのファンで
新作が出る度に購入してましたが、(文庫本ですけど)
ここしばらくはご無沙汰になってました。

しかし、なんか小説を買おうと思った時に、まず最初に見たのが
このロバート・B・パーカーの棚です。

ただ悲しいかな地元の小さな書店では最近の新しい何冊かしか在庫が
なく、順番的には「チャンス」が欲しかったのですがなかったので、
新しいものの中でも過去の登場人物が一堂に会するというこの
「ポットショットの銃弾」を選択。スペンサー版「荒野の七人」ということで
ちょっと楽しみです。(まだ1ページも読んでません)

もう何年も買ってなかった小説をなんで急に買いたくなったのか?
意味は何もないです。なんとなくです。ただ、新しい人ではなく、シリーズ
ものや以前から知っていて面白いことがわかっているものだけを買って
しまう辺り、私の小心者的心情がよく出ています。


posted by ケン at 14:53 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本、マンガ | この記事へのリンク
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