2006年07月28日

Pandoraは楽しいけど、何かちょっと…

私は20代の始めの頃、仕事帰りにほぼ毎日のように
タワーレコードやWAVE、HMVなどに足しげく通い、ちょっと
でも気になるCDはほとんど購入するという日々を過ごして
いました。

その頃に買ったCDで今でも聞いているのは、多分、20枚に
1枚ぐらいでしょうか。今、考えればかなりムダな買い物を
していたなぁと思いますが、実は自分の趣味、嗜好を把握
するのにはとても貴重な体験をしていたと思います。

今の自分の音楽的嗜好はその頃の膨大な数のムダなCD達に
よって培われたと言っても過言ではありません。若い時には
乱見、乱聴というのは必要なんだと思います。

今、この歳になってからそれをやろうなんて気力もなければ
時間もありませんので、やはりそういうことは若い、しかも
10代の終わりから20代の始めにやらなければダメなのでしょう。

最近、遅まきながらPandoraを始めました。このサービスは
会員は無料で、自分専用のラジオ局を最高100局まで作成できる。
それぞれの局は、自分のお気に入りの曲やアーティストを指定すると、
そのサウンドをもとに設定される--たとえば、The Beatlesの
「Blackbird」や、より簡単に「Princeの曲」といった具合だ。
ひとたびシステム内にアーティストや楽曲が見つかると、ラジオ局は
数秒のうちにリズムやサウンドの似た音楽をインターネットを通じて
ストリーム配信する。

新しい曲がかかるたびに、気に入った場合は「thumbs up」、
気に入らなかった場合は「thumbs down」のアイコンをクリック
することで、以降の選曲の傾向を自分の好みに合わせて調節できる。
というもので、自分好みの楽曲をそれはもう
簡単に探すことが可能なサービスです。

実際、いくつかのアーティスト名や曲名で検索してみましたが、
なかなか良くできているなぁと思いました。

こんなサービスがあれば、毎日の様にCD屋さんに通ってムダな
CDをたくさん買い込むようなことは必要なくなりますし、とても
便利で楽しいです。

でも、たくさんの自分好みでない曲の中から宝物のように素晴らしい
曲を見つけたあの頃のような感動はありません。それは自分が歳を
取ってしまったからでしょうか?違うと思います。

自分の好みの範囲の中だけで音楽を聞いているだけじゃつまらない
です。そういうのは30歳過ぎてからで十分です。

私はこれからもこのPandoraを使っていくと思いますが、これに出逢った
のが20代の始めでなくて良かったなと感じています。

やはり若いうちは膨大なムダを重ね、様々なジャンルの音楽に触れ、
本当に自分が一生、聞いていける音楽を探すことが大切なんだと
思います。Pandoraは本当に便利で楽しいサービスですが、もし、今、
これを読んでくださっている方で10代の終わりから20代の始めの方が
いらっしゃったとしたら、たまには自分の足でCD屋さんに行って
ムダ(貴重で楽しい)な時間を過ごしてみてください。

なんか偉そうに説教じみた話しになってしまってすいません。

Pandora Internet Radio
ネットラジオサービスのPandora、「音楽の発見」を支援してファンが急増-CNET JAPAN





タグ:pandora
posted by ケン at 01:14 | 東京 霧 | Comment(0) | TrackBack(0) | ネット関連 | この記事へのリンク
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